マンション売却での税金はどうなる?シミュレーションで理解する税金計算
2024/04/25
目次
不動産を売却する際、税金は避けて通れない大きなポイントです。
特にマンションの場合、売却を考えていながらも、不安を抱える方も決して少なくありません。
そこで今回は、マンション売却時にかかる税金の種類とその計算方法について解説します。
初めての売却でも安心して進められるよう、必要な知識を身につけましょう。
□マンション売却時の種類と基本知識の税金
マンションを売却する際には、主に4種類の税金が関わってきます。
ここでは、それぞれの税金について基本的な知識をお伝えします。
1:譲渡所得税
不動産を売却して利益が出た場合にかかるのが譲渡所得税です。
具体的には、所得税、住民税、復興特別所得税がこれに含まれます。
売却価格が購入価格を上回る場合、その差額に税金が課せられる仕組みです。
しかし、損が出た場合は税金はかかりません。
そのため、売却予定のマンションがいくらで売れるかを知ることが重要です。
2:印紙税
売買契約を結ぶ際に必要となるのが印紙税です。
契約書に貼る印紙の金額で、取引額によって変わります。
3:登録免許税
不動産の所有権移転や抵当権抹消などの登記を行う際にかかるのが登録免許税です。
この税金は売却する不動産が抵当権付きかどうか、そして誰がその費用を負担するかによって異なります。
4:消費税
一般的に不動産売却には消費税がかかりません。
ただし、仲介手数料には消費税が課せられます。
□利益が出た場合の税金計算とシミュレーション
売却利益が出た場合には、譲渡所得税が課税されます。
ここでは、利益が出た場合の譲渡所得税の計算方法とシミュレーションについて解説します。
*譲渡所得の計算
譲渡所得は、「譲渡収入金額-(物件の取得費+売却時にかかった経費)」で求められます。
また、物件の取得費には購入時の費用や減価償却費が含まれます。
売却時の経費は、仲介手数料や印紙税などです。
*減価償却費の計算
建物の価値は時間が経つにつれて減少していくもの。
この経年劣化による価値の減少分を減価償却費として計算します。
定額法による計算が一般的で、この費用を考慮に入れて譲渡所得を算出します。
*譲渡所得税の計算
最終的に、得られた譲渡所得に対して特別控除額を差し引き、適用される税率を乗じて譲渡所得税を計算します。
所有期間によって税率が異なり、長期所有の場合は税率が低くなるため、売却のタイミングも戦略的に考えることが重要です。
□まとめ
今回は、マンション売却時にかかる税金の種類と計算方法について解説しました。
譲渡所得税、印紙税、登録免許税が主な税金であり、売却利益が出た場合の税金計算では、譲渡所得の計算から始め、減価償却費を考慮して最終的な税金を算出します。
売却を検討している方は、これらの税金について理解を深め、適切な準備と計画を行うことが大切です。
マンションの売却を検討している方は、地域に根差し、豊富な知識で安心・安全のご提案をさせていただく当社にぜひご相談ください。
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