土地の売却価格とかかる費用について解説します!
2024/09/07
土地の売却を検討していて、売却価格や費用、税金のことなど、不安な点はたくさんある方は多いのではないでしょうか。
土地の売却は、人生における大きな決断の一つです。
スムーズに売却を進めるためには、事前にしっかりと知識を身につけておくことが大切です。
この記事では、土地売却にかかる費用や税金について解説します。
□土地売却価格の相場と費用
土地の売却を検討する際に気になるのが、売却価格と費用でしょう。
この記事では、土地売却の際に発生する費用を具体的に解説し、売却価格との関係や、費用を抑える方法についても詳しく説明します。
1: 測量費用
測量費用とは、土地の「地積測量図」や「境界確認書面」の作成を依頼した土地家屋調査士に支払う費用のことです。
地積測量図とは、所有する土地の面積を明確にする図面のことであり、境界確認書面は、隣地境界線を明確に記した書面です。
費用の目安は40万円~50万円になります。
2: 仲介手数料
仲介手数料とは、土地の売却が成功した際に仲介を依頼した不動産会社に支払う手数料のことです。
仲介手数料は上限が決められています。
従来では、取引額が400万円を超える場合、仲介手数料は「取引物件価格 × 3% + 6万円 + 消費税」で計算されました。
現在は、法改正により売買価格が800万円以下の場合は33万円が上限となりました。
3: 解体費用
土地にマンションや一戸建てなどの建物が建っている場合は、解体費用が発生します。
解体費用は建物によって異なりますが、150万円前後が目安です。
4: 繰り上げ返済手数料
繰り上げ返済手数料とは、住宅ローンを繰り上げで返済する際に金融機関に支払う手数料のことです。
売却する際に住宅ローンが残っている場合は、一括返済する必要があります。
繰り上げ返済手数料としてかかる費用の目安は5,000~3万円前後が多いでしょう。
金融機関によっては無料の場合もあるため、借り入れ先に確認することをおすすめします。
□土地売却確定申告
土地の売却によって得た利益は「譲渡所得」として、確定申告が必要になります。
この記事では、確定申告の方法や税率、必要な書類について解説し、売却後の税金対策についても説明します。
1: 確定申告の手続き
土地売却によって得た利益は「譲渡所得」として、翌年の3月15日までに確定申告を行う必要があります。
確定申告には、税務署に申告書を提出する必要があります。
申告書には、売却価格や取得価格、売却にかかった費用などを記載する必要があります。
2: 税率
譲渡所得税の税率は、土地の所有期間によって異なります。
・所有期間が5年以上の場合、税率は20.315%です。
・所有期間が5年未満の場合、税率は39.63%です。
3: 必要な書類
確定申告には、以下の書類が必要となります。
・土地売買契約書
・登記簿謄本
・固定資産税評価証明書
・売却にかかった費用に関する領収書
4: 税金対策
土地売却によって発生する税金は、いくつかの方法で対策できます。
・土地の所有期間を長くする
・売却費用を抑える
・税理士に相談する
□まとめ
土地の売却は、事前にしっかりと準備しておくことで、スムーズかつ有利に進められます。
この記事で紹介した情報を参考に、売却前にしっかりと準備を行い、安心して売却を進めてください。
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