マンション売却でかかる手数料の相場は?よくある疑問も解決
2024/07/11
目次
マンション売却を検討している方は、売却にかかる費用について不安を抱えているのではないでしょうか。
特に、仲介手数料は大きな支出項目の一つであり、その金額がわからないと、売却後の資金計画も立てづらいものです。
この記事では、マンション売却にかかる手数料について解説します。
□マンション売却でかかる手数料の相場は?
マンション売却にかかる手数料は、主に仲介手数料で構成されます。
仲介手数料は、不動産会社に支払う報酬であり、売却価格によって上限が宅建業法で定められています。
1: 手数料の計算方法
仲介手数料の上限は、売買価格によって以下の計算式で算出されます。
・売買価格が200万円以下の部分の5%+消費税
・200万円超え400万円以下の部分の4%+消費税
・400万円超えの部分の3%+消費税
これらの金額をそれぞれ計算し、加算した額が上限額となります。
2: 速算式による計算
上記計算は複雑なので、以下の速算式を利用すると便利です。
・売買価格税込が200万円以下の場合:5% + 消費税
・売買価格税込が200万円超え400万円以下の場合:4%+2万円 + 消費税
・売買価格税込が400万円超えの場合:3%+6万円 + 消費税
3: 具体例
例えば、売買価格が500万円の場合、仲介手数料の上限は、
(500万円 × 3% + 6万円) + 消費税10%
= 15万円 + 6万円 + 2.1万円
= 23.1万円(税込)
となります。
4: 支払い方法
仲介手数料の支払いは、一般的に売買契約締結時に半額、決済・引き渡し完了時に残りの半額を支払います。
ただし、売買契約締結時、または決済・引き渡し完了時に一括支払いをすることも可能です。
仲介手数料は、原則として現金払いとなります。
□手数料に関してよくある質問
仲介手数料を支払わずに、自分でマンションを売却したいと考える人もいるかもしれません。
しかし、自分で売却するのは、さまざまなリスクが伴います。
1: 自力での売却
仲介会社を通さずに自分で売却することも可能です。
しかし、買い手を探す、売却に必要な書類を揃える、トラブル発生時の対応など、全てを自分で行う必要があります。
2: プロフェッショナルなサポートの利点
不動産取引は複雑で、専門知識が必要となるケースも多いです。
トラブルを回避し、スムーズに売却を進めるためには、プロの不動産会社に任せる方が安心です。
3: 売却断念した場合
売買契約が成立しない場合は、仲介手数料を支払う必要はありません。
仲介手数料は、売買契約が成立した際に発生する成功報酬です。
□まとめ
マンション売却にかかる手数料は、主に仲介手数料であり、売却価格によって上限が定められています。
仲介手数料は、売買価格の3%+6万円 + 消費税が上限ですが、速算式を用いることで簡単に計算できます。
仲介手数料は売買契約成立時に発生する成功報酬であり、売却が成立しなければ支払う必要はありません。
自分で売却する場合、買い手探しや書類作成など、多くの負担がかかります。
スムーズな売却と安心を手に入れるためには、プロの不動産会社に任せることが重要です。
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