不動産売買で“失敗しやすい”7つの落とし穴
2025/07/31
不動産売買は人生でも大きな取引のひとつです。マイホームの購入や相続物件の売却、投資用マンションの取引など、金額が大きく手続きも複雑であるため、慎重に進めたいところです。
しかし、実際には「知らなかった」「確認不足だった」といった理由で後悔してしまうケースが少なくありません。
今回は、不動産売買でありがちな“失敗しやすい”7つの落とし穴を、地元不動産の視点からわかりやすく解説します。

1.相場を調べずに価格を決めてしまう
売却でも購入でも、相場を把握せずに価格を決めるのは大きなリスクです。
売主の場合、希望価格だけで売り出すと、周辺相場からかけ離れていて売れ残ってしまうことがあります。逆に相場より安く設定してしまうと、本来得られるはずだった利益を逃すことになります。
購入者の場合も、「この物件はお得だ」と思っても実は割高ということがあり得ます。特に人気エリアでは価格が吊り上がりやすく、冷静な判断が必要です。
事前に成約事例を確認したり、不動産会社から査定を受けることで相場観をつかみましょう。
2.媒介契約の内容を理解せずに依頼する
不動産売却では、不動産会社と媒介契約を結びますが、この内容を理解せずに進めるとトラブルのもとです。
媒介契約には「専属専任媒介」「専任媒介」「一般媒介」の3種類があり、どれを選ぶかで販売活動の方法や自由度が変わります。
例えば専属専任媒介では1社しか依頼できず、自己発見取引(自分で買主を見つけること)が禁止されます。一方で販売活動の報告頻度が高く、積極的な営業が期待できるというメリットもあります。
「なんとなくサインした」ではなく、契約内容とメリット・デメリットをきちんと確認して選びましょう。
3.物件の状態や瑕疵を隠してしまう
売主がやりがちな落とし穴のひとつが、物件の欠陥や不具合(瑕疵)を正直に伝えないことです。
「伝えたら売れないのでは…」という不安から隠してしまう方もいますが、これは後々大きなトラブルに発展します。
民法改正(2020年)により、売主には契約不適合責任が課せられています。引き渡し後に欠陥が見つかると、修繕や損害賠償の請求を受ける可能性があります。
雨漏りやシロアリ、境界問題など、把握している問題点は事前に告知書で伝えることが重要です。後から発覚する方がリスクは大きくなります。
4.住宅ローンの残債や諸費用を考慮していない
売却時に意外と多いのが、住宅ローンの残債や諸費用の計算不足です。
「売却代金でローンが完済できるだろう」と思っていても、仲介手数料・抵当権抹消費用・測量費用などの諸費用がかかり、思ったより手元に残らないことがあります。
特にローン残債が売却価格を上回る場合(オーバーローン)は、自己資金を用意する必要があるため、売却前に必ず残債額と諸費用を試算しましょう。
購入の場合も、物件価格以外に登記費用・印紙税・火災保険料・引っ越し費用などがかかります。総費用を把握していないと、予算オーバーになりかねません。
5.境界や権利関係の確認を怠る
土地や戸建て売買では、境界確定や権利関係の不明確さが大きなトラブルになります。
隣地との境界が曖昧なまま売却した場合、引き渡し後に隣人とのトラブルが発生し、売主が対応を求められるケースもあります。
また、相続登記が未了のままになっている物件も注意が必要です。売却するためには名義を整える必要があり、手続きが長期化することもあります。
売却前には測量士による境界確定や権利関係の調査を行い、安心して取引できる状態にしておくことが大切です。
6.特例や減税措置を利用しないまま進めてしまう
不動産売却には、3,000万円特別控除や買い替え特例、相続空き家特例など、税金を大幅に減らせる制度があります。
しかし、知らないまま申告しないと適用されず、本来払わなくてよかった税金を支払うことになります。
購入時も、住宅ローン控除やすまい給付金などの制度がありますが、条件を満たさなかったり申請を忘れたりすると受けられません。
売却・購入の前に利用できる制度を調べ、必要書類を整えることが重要です。特に確定申告が必要な控除は忘れがちなので注意しましょう。
7.業者任せにしてしまう
最後の落とし穴は、「全部不動産会社に任せれば安心」と思い込むことです。
もちろん専門家のサポートは重要ですが、売主・買主本人が最低限の知識を持たないと、不利な条件で進められてしまうリスクがあります。
売買契約書や重要事項説明書の内容も、わからないままサインせず、質問しながら理解する姿勢が必要です。相談して比較するのも有効です。
まとめ:落とし穴を避けて、納得の不動産取引を
不動産売買は、金額が大きいだけに後悔も深刻になりがちです。
今回紹介した7つの落とし穴は、事前の準備と情報収集で回避できるものばかりです。
①相場を確認せずに価格を決める
②媒介契約の内容を理解しない
③瑕疵を隠す
④諸費用・残債の計算不足
⑤境界や権利関係の確認を怠る
⑥特例・減税措置を使わない
⑦業者任せにしてしまう
これらを意識するだけでも、トラブルや損失を大幅に防げます。
不動産取引は一度きりの経験になる方も多いですが、信頼できる不動産会社に相談し、納得できる形で進めることが、成功への近道です。

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