マンション売却と築年数の関係性とは?価格の推移や戦略について解説
2024/05/30
目次
マンションの売却を検討している方の中には、築年数が気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、築年数別のマンション売却価格の傾向と、売却におけるアドバイスをご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
□築年数によるマンション売却価格の変動
マンションの平方メートル単価は、築年数が進むにつれて下落しますが、その下落幅は築年数によって異なります。
築年数ごとの価格変動を見ていきましょう。
1:築0年~5年
新築の魅力がある築浅のマンションは購入者にとって高い価値を持ちますが、購入後1年で価値が急落してしまいます。
2:築6年~10年
この期間では築年数5年以内の物件と比べて価格が約15.9%下落します。
新築のときにあった価値は少し薄れ、使用感が出始めるため、価格が下がり始めるのです。
3:築11年~20年
さらに価格は下降し、築浅物件と比べて25~35%の下落を見せます。
この時期は、5年間で10%ほどの下落幅です。
4:築21年~30年
この時期までさしかかると、築浅物件と比べて約52%~63%程度下落した価格となります。
特に、21年から25年の下落幅は大きく、後半5年間の下落幅は比較的緩やかです。
また、築30年を超えると60%強価格が下落しますが、下落幅はさらに緩やかになります。
□マンション売却の際の築年数別戦略
各築年数における売却戦略を詳細に説明します。
成功への鍵は、売却時の築年数を理解し、適切な準備をすることです。
*築5年以下の築浅マンション
築浅マンションは、新築同様の価格での売却が期待できます。
しかし、売却利益に対する税率が高いので、税金を正しく理解する必要があります。
*築11~20年のマンション
この期間に大規模修繕が行われることが多く、修繕後は物件価値が上がるため、売却タイミングを見計らうことが大切です。
しかし、修繕積立金が上がることもあるので、それを考慮に入れた価格設定が必要です。
*築21年以上のマンション
この築年数のマンションは価値が大きく下がります。
リフォームや価格調整で、購入者の関心を引きつけることが重要です。
□まとめ
この記事では、築年数に応じたマンションの売却価格の変動と、各段階での戦略的な売却方法について説明しました。
適切な時期と方法でマンションを売却することで、マンションの資産価値を最大限に引き出せます。
マンション売却を考えている方は、築年数を意識した計画的なアプローチが成功の鍵となるでしょう。
当社は、一人ひとりのご相談にじっくりと向き合ってご案内しております。
マンションの売買をお考えの方は、お気軽にご相談ください。
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